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- 日本と韓国の違いとは?外国人が暮らして肌で感じた差…住むならどっちを選ぶ?
今や、日本を訪れる外国人の数は3000万人とも言われ、2020年のオリンピックの年には4000万人にも達するといされ、テレビやニュースではその盛況ぶりが伝えられるが、実際に東京や大阪などの都市部や、主要な観光地に行けば、明らかな外国人の増加を実感することが出来る。
そんな、数年前とは明らかに違う状況の変化に、改めて外国人が日本という国を訪れる理由や、感じている魅力が気になるところだ。
外国人夫婦が移住して感じた日韓の差
実際、日本に滞在している(したことのある)外国人の目に、日本での日常や日本人はどのように映るのか、その一端を知るのにある興味深い動画がある。
それは、カナダ人夫婦のYouTubeチャンネル『Simon and Martina』(サイモン&マルティナ)。
彼らは、韓国に7年住んだあと、2016年にから日本(東京)へ移り住んでいるというYouTuber(ユーチューバー)。
そこに、日本と韓国を知る彼らが、実際に暮らして感じた日本と韓国の違いを語っている動画がある。
最後にどちらが好きかにも言及、果たして彼らが出した結論は・・・
韓国で7年も暮らしていたのだから、それなりに愛着や居心地の良さも感じていたのだろう。そうでもなければ7年も、自分の生まれ育った以外の国で生活することは難しいはずだ。
そして韓国を離れ、日本へやってきた。
同じ東アジアの隣国である日韓だが、日本へ来て韓国との違い、暮らしの変化は彼らの取っては非常に大きなものだったようだ。
落ち着いた日本、怒りの韓国?
日本に来てまだ1年の2人だが、韓国にいた時、または自国のカナダでの生活と比べても「いままでの人生で最高の1年だった」と言うほど、日本での暮らしの充実ぶりが伺える。
一方、これまで7年も暮らした韓国を「ディスっている」のが印象として強い動画だ。
日本と韓国、選ぶならどっち?
日韓両国に長期間住んだ経験を動画で紹介している彼らには、視聴者からさまざまな質問が来るようで、その中で一番多いのがこれらしい。
そして、その答えは「簡単に出た」という。
ズバリ「日本を選ぶ!」
そんな彼らが挙げた日韓の違いとは一体・・・そして日本を選び、韓国を選ばない理由をまとめると以下のようになる。
1、隣人とのふれあい
日本で彼らが居住している場所では、隣人との触れ合いがあり、歓迎されていると感じるが、韓国では隣人との接触が一切なかった。
2、音、騒音
日本の街はとても静かで、朝も良く眠れる。
韓国では、どこに住もうが朝からクラクションやら叫び声で起こされるくらい騒々しい。
3、お店での対応
韓国では、どこに行っても怖がられているように感じられ、韓国語で注文をしてもイントネーションがおかしいと「あはは」と笑われることもある。
そういった好奇な目に、自分たちが「汚いものになったかのような気分だった」と語り、これが韓国にいて一番嫌だった。
一方、日本では、だいたい片言でも察してくれるし、下手な日本語でも不思議と通じるため、色々なところで歓迎されていると感じる。
4、仕事の環境
日本に来てからは信頼できる会社に、事務的な仕事を任せられる為、ビジネス環境が良くなった。
韓国では、信頼できる会社が無かったのか、自分たちですべてをこなさなければならず、移民ということから、時に嫌な目に合う事もあった。
4、交通マナー
韓国ではクラクションが鳴り響き、乱暴な運転、違法駐車に信号無視など、知人が酷い事故にあったこともあり、トラウマになるほどの危険を感じる。
そういった経験から、日本に来た当初はビクビクしていたが、タクシーも安全運転だし、みんな落ち着いた運転をしているため、道路も安心して渡れる。
◇ ◇ ◇
こうして挙げられた、外国人が実際に生活して感じた日韓の違いは非常に興味深いし、国民性が透けて見えてくる。
最後には、散々、嫌だったと言った後に「感じ方は人それぞれ」だと韓国をフォローはしているが・・・
彼らの目から見た両国のイメージを要約すると・・・
日本は「落ち着いた国」
韓国は「怒りのエネルギーの国」
これが、2人が感じた両国の印象という事になる。
前大統領のパク・クネを退陣に追いやったデモや、最近の慰安婦や徴用工に関連した反日報道を見るたび、韓国はいつも何かに怒りをぶつけているような印象が日本人にもあるだろう。
それを、実際7年も住んだ外国人が、大統領や財閥、日本に対してだけではなく、日常でも怒りに溢れている国だということを指摘している。
そして、意外と閉鎖的だと思っていた日本では、地域のコニュニティーでも外国人は受け入れられているようで、これらは外国人からしても単なる観光だけでは分からない部分だろう。
もちろん、日本も韓国もすべての場所、地域で同じ印象を持つわけではないだろうが、偏見無く、率直に外国人(欧米人)が肌で感じたものとして非常に参考になる。