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令和初でもウッチャンは見納め?「紅白歌合戦2019」歌だけではない通な見どころ
- 2019/12/27
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2019年は平成から令和へと改元もあり、また来年には東京オリンピックを迎える。そうした時代の変化にあってその意義を問われがちなNHKの「紅白歌合戦」だが、ここ2年は総合司会という形で芸人「内村光良(ウッチャンナンチャン)」(以下、ウッチャン)を据えたことで変化を求める傾向が見られるのも確かだ。
そして今年(第70回)はそのウッチャンを総合司会にして3年目となり、自身も今回を一区切りと考えているようで「集大成」と語っていることから、今年はいわゆる「ウッチャン紅白」の見納めという事にもなりそうだ。
そこで3年目となったウッチャン司会の紅白においての意外な楽しみ方、見どころを紹介。
一昨年、話題を呼んだ欅坂46「不協和音」の再演
欅坂46といえば、前々回(2017年)の紅白にハードなダンスで知られる「不協和音」という曲で出場。総合司会を務めたウッチャンも自身の舞台で曲の振り付けを完コピするなど、お気に入りとしていたためファンの間でも共演が注目された。
そして本番では順番通りに欅坂46が「不協和音」 を披露しそのまま終了、期待された ウッチャン との絡みは曲前のみかと思われたが、VTRをはさみ内村をセンターにして再登場すると、念願だったダンスでのコラボレーションを果たした。
しかし、立て続けのパフォーマンスにメンバーの体力は思いのほか厳しかったようで、フラつくセンターの 平手友梨奈 を心配した ウッチャン が気遣う場面が話題となり、また終了後に倒れるメンバーが画面に映るなど視聴者にも心配された。
幸い大事には至らなかったが、ファンの間では印象的なシーンとして記憶に残っているようで、今年の紅白で再び 「不協和音」 を披露することが発表されるやSNSのトレンドに上がるほどの注目を集めている。
もちろん ウッチャン と紅白での共演が最後?となりそうなため、ここもどういう展開になるかは見ものだ。
ウッチャンと大御所芸人の共演に興味深々
もう一つ、今年の紅白において主役の歌手や歌とは別の見どころとしては、普段あまり接点のないタレントどうしの共演だ。特に芸人のそれはヒリヒリするものだ。
特にウッチャンが総合司会であるためにその興味が生まれるのだが、去年はナインティナインの 岡村隆史 が「チコちゃんに叱られる!」のコーナーで出演、ちょっとした絡みも普段ほとんど共演がないため注目された。
今年はさらにサプライズとして ビートたけし の出演が決まり、そして審査員に上沼恵美子という想像もつかない組み合わせが見られる。
ビートたけし と ウッチャン の組み合わせは、意外だが接点がないどころか昔は たけし の番組(ビートたけしの作り方)で一緒にコントをやり、ウッチャンナンチャンの番組では たけし を含む「たけし軍団」と野球で対決、さらにはあの「お笑いウルトラクイズ」に ウッチャン がゲスト出演するなど、今では考えられないくらいある時期は非常に近い関係にあった。
だが近年、特に ウッチャンナンチャン が大御所になるにつれ共演は無くなり、今年の紅白で数十年ぶりに同じ画面に映ることに、昔を知る人には懐かしく、今しか知らない人には新鮮に見えるだろう。
そして審査員の 上沼恵美子。関西のお笑い界では重鎮ともいえる人だが、今も昔も関西での活動がほとんどない ウッチャン との接点は皆無に近い。
また関西で放送されている 上沼 自身の番組もかなりの辛口で、 ウッチャンナンチャン を含め関東の芸人に厳しい見方をしているというイメージがあり、おそらく今年の紅白を逃せば今後も共演することはなかったはず。それくらい異色な組み合わせなのだ。
果たして大物になった ウッチャン と、紅白の司会経験もある関西のお局的な 上沼恵美子 との絡みはどれくらいあるのか、裏話も含めて興味が尽きない。
◇ ◇ ◇
このようにウッチャン が総合司会だからこそ生まれる見どころは、もしかしたら今年が最後になるかもしれない。3年目を集大成とする「ウッチャン紅白」は、終わった後に何を残してくれるのだろうか。
もちろん紅白の主役は歌手だが ウッチャン の立ち回りからも目が離せそうにない。
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