『B’z presents UNITE』とは、あらゆるエンターテイメントの公演が出来なくなったコロナ禍にB’zが主催する形で立ち上がった対バン形式のライブである。#01と名打たれ2022年9月に開催された初回には「Mr.Children」と「GLAY」を迎え、長年日本のトップを走ってきたバンド同士の共演は大きな話題を集めた。

そしてコロナ化も終わり、前回が全開が#01とされていたことから、また誰かとやる可能性も期待されていたなか、2025年の初頭に#02が6月に開催されることが発表された。

第二弾はイエモン、ホルモン、マンウィズ、ワンオク

発表された内容は#01にも引けを取らないほど豪華そのものだ。

同世代を走ってきた『THE YELLOW MONKEY』を始め、『マキシマム ザ ホルモン』『MAN WITH A MISSION』『ONE OK ROCK』という世代を超えて選ばれたメンツに衝撃が走ったが、とりわけ観客がヘドバン、サークルモッシュありで激しいことでも知られる『マキシマムザホルモン』との共演は互いのファンの間でもそのスタイルの違いから戸惑いが生まれたのは言うまでもない。

そんな中で日本のロックファンの注目する中、ついに開催された6月22日、『マキシマムザホルモン』との対バン、共演が実現した。

稲葉さんがホルモンの曲を歌う！？

『UNITE』の見どころは単なる「対バン」だけではない共演である。いわゆる互いの曲を1曲づつ一緒に演奏、歌唱するコラボだ。これはフェスや単なる「対バン」では、ほとんど見ることが出来ないため、この『UNITE』がいかに貴重な夢の共演であることがわかるだろう。

まさにB’zのキャリアと懐の深さが成しえる技ともいえるわけだが、今回の1組『マキシマム ザ ホルモン』に関してはロックと言えどもあまりのも毛色が違うため、特にB’zのボーカルである稲葉さんがホルモンの何を歌うのかは、今回の『UNITE#02』に出演する4組、4日間の中で最大の関心ごとだといえる。

そして結果はホルモンの「ぶっ生き返す」、そしてB’zの「太陽のKomachi Angel」を互いにコラボしたというのだから、会場で目撃できたファンは驚いたことだろう。

1枚の写真が物語る至極のコラボ

当然内容の詳細は会場に入れた人にしか分からないが、とにかく行った人から漏れ聞こえてくる感想や互いのセットリストを見ただけでも貴重なものを見た多幸感が伝わってくる。

ただ、#01の時は後日ネット配信がされたので、今回も配信される可能性はあるので行けなかったファンは期待して待ちたいところだが、それまでとにかくこのコラボがどんなものだったのかを知りたい、感じたいというのなら、それはB’zのインスタグラムに投稿された1枚の写真を見ればわかるはずだ、リスペクトしあったもの同士がどうなったのか・・・

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ちなみに『マキシマムザホルモン』のドラム「ナオ」がSNSで心境を投稿している。

公演を終えたばかりの温度感のある出演者の生の声は、B’zとの共演がどのようなものだったのかを知るのに十分だ。

ギターの松本さんの体調不良による出演辞退で心配された今回の『UNITE#02』だが、サプライズなども含め、とにかく素晴らしいものになっていることだけは確かなようで、残りの2組の公演にも益々期待が膨らむ。