- Home
- News & Topics
- 香川真司が激怒?内田篤人のイジりが波紋!2人の関係にヒビ?冨安にも「とばっちり」か
元日本代表の「香川真司(現セレッソ大阪)」のSNSへの投稿が波紋を呼んでいる。
ワールドカップ2大会でエース番号の10を背負い、日本代表として通算97試合に出場したレジェンドともいえる彼が、怒りとも捉えられる指摘(投稿)をしたのは、かつて共に日本代表として戦った内田篤人へ向けたものではないかとサッカー界ではザワついているのだから穏やかではない。
内田が小馬鹿にした?香川が思っていたこととは?
実は香川がこのような投稿をする前から、内田篤人がある場所で行った言動に対し、一部で気になると囁かれていた。7月中旬に動画配信サービス『DAZN』内の番組「内田篤人のFOOTBALL TIME」にアーセナルを退団した冨安健洋を迎えて対談。その中で香川真司の名前が出たのだ。

その時の大まかな会話の流れはこんな感じ…

(2022年W杯は)プレミアリーグでやっていて、普段通りプレーすれば大丈夫っていう感覚で行ってしまった。良いことでもあると思うが、カタールW杯では良くない方向だったのかなと思っている。平常心すぎて、湧き上がるものが足りなかった。
それがW杯につながると思って本番に臨んだが、平常心すぎてうまくいかなかった、結果を残せなかったという話の流れから香川真司の話題に…

香川真司さんと会うタイミングがあって、真司さんとそういう話をして、しっかりW杯に向けて準備していったほうがいいよってアドバイスを貰って。
レジェンドから金言を受けたという冨安だったが、ここで内田が…

1個だけ不安なのは、真司ってところ、香川真司ってところが不安だけど
内田の香川に対しての不安が何なのかは分からないが、その意味深な嘲笑とも捉えられる笑いに対して、富安も疑問に思うどころか…

真司さんの名前を出そうか迷いましたけど(笑)僕が大尊敬する先輩なので…
「名前を出そうか迷った」という、これまた意味深な返しをしてしまい

そうなんですか?香川くんが?(笑)
それがまた内田を乗せてしまったのか、小馬鹿にしたように「くん」付けで笑ってみせた。この場面を切り取ったショート動画をDAZNが公開しているが、富安の「真司さんの名前を出そうか迷いましたけど(笑)」のあとに内田が大笑いしてるところで切られている。
よく切り取りで悪く見える(見せる)ということがあるが、むしろその後の「香川くんが?はっはー(笑)」のところまで見た方がより小馬鹿にしてる感じがした。
香川がどこまで見たのかは分からないが、まずこの動画に対してXに「こういう言われた方をするのは俺は好きではない。」と投稿。その後に「前から思っていたけど、」という投稿をしているので、明らかに内田篤人に対してのことだと察することができる。
前から思っていたけど、…
— Shinji Kagawa / 香川真司 (@S_Kagawa0317) July 20, 2025
直接会った時にでも言える間柄ではあるはずだが、このような冷静に怒りを抑えたような文面で指摘されると、これだけではない、これまでの接し方(イジり)に不満を抱いていたのかもしれない。
そうなると少々やっかいで根深いものを感じる。
香川と内田のキャリアとその関係性はどうだったのか?
セレッソ大阪からキャリアをスタートし、海外ではドイツ・ブンデスリーガ「ドルトムント」での活躍を経て、イングランド・プレミアリーグ「マンチェスターユナイテッド」へ移籍するという、当時の日本人にとって夢のようなステップアップを果たした香川真司。
「マンチェスターユナイテッド」では、ファーガソン監督の退任もあり、思ったような活躍は出来なかったが、そのキャリアだけでも今だ日本人選手の中でも別格ともいえるレジェンドだ。
一方、内田篤人は鹿島アントラーズを経て、ドイツ・ブンデスリーガ「シャルケ04」に移籍、長らくケガに苦しめられたが、チームではレギュラーとして活躍、約7シーズン所属して地元では「ウッシー」の愛称で親しまれた。
同年代であり、お互い海外で同じ時期に多くの時間を過ごしたのがドイツであり、ライバルチーム同士であったことから意識していたことは間違いないが、一応、内田が1988年3月生まれ、香川が1989年の3月生まれと、ちょうど内田の方が1つ年上(先輩)となる。
サッカー界は上下関係が緩い?
サッカー界は先輩を「くん」付けで呼んだり、試合中には呼び捨てもありな世界なので、上下関係は野球やその他のスポーツよりも緩い傾向にあるが、それよりも所属チームやリーグなど、自身のキャリアによるプライドの方が高いように感じる。
そういった意味では「ドルトムント」ではリーグ優勝に導いた中心プレーヤーであり「マンチェスターユナイテッド」でも1年目にはハットトリックを決めるなど、それなりに世界に名前を知られた存在である香川が、年上であったとしても内田にイジられることに対して不快に思うのも当然かもしれない。
また内田にしても香川のキャリアに尊敬がないわけではなく、人としての「キャラ」をイジったというのは容易に想像がつく。
ただそこは本人が居ないところで、しかも後輩と嘲笑うような印象になってしまったのは内田の失態だといえる。そこがメディアで仕事をする難しさなのかもしれないが・・・
一応、2人の関係性が垣間見えるこんな動画がある。
あまり先輩後輩を感じないフランクなやり取りだが、インタビュアーとして内田の方が少々気遣っているようにも見える。
◇ ◇ ◇
最近の内田は、バラエティ番組などにも出演したり、テレビにも小慣れてタレントのような感じになっている。別にそれが悪いわけではないが、解説やインタビュアー、また畑違いのテレビ番組ではまだまだ素人同然だ。
だがサッカー選手としてのキャリアからすれば気を使われる立場となる。こういう人の扱いが世間では一番厄介なんだというのを本人が自覚していないと、時に振る舞いによっては全方位に失礼に映る時がある。
少なくとメディアで「ヘラヘラ」している内田を見て、香川に思うところがあったのは今回の騒動で明らかになったわけだが、今後の香川と内田の関係は如何に・・・
まぁそんなことより、サッカーファンとしてはとんだ「とばっちり」を受けた冨安のケガの具合と今後の去就の方が気になるわけが・・・